rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

未来を見据えて生きる


日々生活していると、ついつい目先の
ことの処理で忙殺され、すぐ先のこと
しか考えられなくなる。目先のことを
コントロールするには、5年、10年、15年
といった未来を見据えて生きていれば
いま何をしなければいけないか見えて
くる。ときどき、意識的に未来を見つ
め直すことしなければいけない。だが、
目先のことをしっかりこなすことも重要
なことである。未来を見つめ、今をしっ
かり生きることが必要だ。


未来のことを考えることは、時間軸を
考えることである。現在を空間的に
に考えることは、今住んでいる地域
のことを考えることと、世界を考える
ことをどう結びつけるかということで
ある。基本的に人間ができる活動は
地域的なものである。しかし、地域内
地域思考では必ず行き詰る。世界に
至るまでより広域なことを視野に入れ
ながら地域的に生きないと、地域の
ことも世界のことも見えてこない。


個として、構想を持ちながら着実に
生きていかなければいけない。