rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

コンプレックスもストレスもアウトソースしてはいけない


誰にでもコンプレックスはあるし、ストレスも
誰でも溜まる。


通常、コンプレックスはネガティブな状態を
つくりながら他人に関わることによって解消
される。ストレスも同じように他人に当たる
ことで、もみ消される。どちらもネガティブ
な状態で問題をアウトソースするかたちで
自分が楽になるというしくみである。これら
の問題の解消の仕方では自分だけよくなる
だけで周囲には何もいい影響は残さない。
ただ、ネガティブな連鎖を引き起こすだけ
である。


コンプレックスはなにかの自分欠点を封印
することで生じる。ならばその封印をポジ
ティブなかたちで昇華できれば自分のみ
ならず他人もハッピーにすることもできる。


ストレスは他人の言葉や行為によって心の
中に周囲と自分の思いにズレが生じること
によって引き起こされる。ならば、そのズレ
をポジティブな状態で解消できれば問題は
解決する。こちらもみんなハッピーになれる。


コンプレックスもストレスもある種のエネルギ
ーである。そのネガティブなエネルギーをポジ
ティブなエネルギー変換して周囲に放出でき
ればみんながハッピーになれる。


いつも自分はできるかぎりこのようにコンプ
レックスやストレスを解消できるよう努力して
いる。たまに弱っているときは、ポジティブに
エネルギー転換できないこともあるにはある
が・・・。


とにかく、コンプレックスもストレスもアウト
ソースしてはいけない。