rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

多面的にものごとを見ること


いつも心掛けていることだが、ちょっとでも
気を許すと、既成概念に流されている。もの
ごとには、様々な次元でいいこととわるい
ことが隠れている。それらに目を向けながら
世の中を見ていかなければいけない。これを
続けていくことはかなりしんどい。既成概念
に流される方がらくちんである。


しかし、ものごとを多面的に見ていかないと
この世の中は大変なことになる。世の中を
扇動しようと考えている輩の思う壺である。
みんなが楽しく生きていくために必要なこと
は、多面的にものごとを考えている人たちが
前向きに対話し、小さな行動を起こしていく
ことである。


ものごとを意識的に多面的に観察し分析する。
その上で、自分の意思を決める。このことを
地道にやっていくことこそこの混迷の世の中
を渡っていくための最低限の市民の義務とも
いえよう。