rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

親戚付き合い


自分が20歳ころまで、実家ので慶事、弔事、
法事などに出ると、何十人もの人が集まり
よくつながりが分からない親戚の人もいた。


よ〜く考えると、父親方の兄弟は4人、母親
方の兄弟は8人である。その配偶者関連の
人を含めると確かに数十人規模の会になる。


ここのところ、両親の兄弟も多くが亡くなり、
何かイベントがある時は4〜5人であること
が多くなってきた。


自分も妻も2人兄弟である。それらの会は
どんどん規模も小さくなっていく。最後には
家族だけのものなっていくのだろう。


戦後から現在に至るまでの社会形態の変化
はあまりも変動が大きかった。


これまでは親類関係による強固な社会形態
は解体され、家族単位のものになる。血縁
だけではない地縁による社会についてまじ
めに考えなければいけない時代になってい
る。いままさに大きな社会変動が起こりつつ
ある。