rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

読書について


中学生くらいから、寝る前に寝床で本を
読むのが習慣だった。眼が悪くなりそれ
ができなくなる7〜8年前まで続けてきた。


今では、電車での移動の時、休みの日に
は必ず本を読む。本がないと、いきなり
手持ち無沙汰になる。つねに数冊の本を
家に確保している。


その分野は、芸術、文化、経済、歴史、
地理、国際情勢、小説と幅広い。いまだに
知りたいことがたくさんある。こうした教養
的なことは建築の設計にも大いに役立つ。
本を読むこと自体、文字を読んでその先に
ある概念なり物語をイマジネートしながら
読み進んでいく。つまり、想像力を駆使
すること強いられているのである。


本のもうひとつのおもしろさは何百年も
前に亡くなった人、同時代であったとして
もとても会って話を交わせない人の話を
聞くことができるのである。時空を超え
たコミュニケーションとも言えるものでも
あるのだ。


これからも、湧き出る好奇心に任せて
いろいろな本を読んでいく。