rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

事実が反故にされる社会


世の中では不思議なことが起こっている。
メディアや政治で、明確な事実が提示さ
れているにもかかわらず、事実を提示し
ている側が議論を吹き掛けても、受ける
側がその脈絡を引き受けて、真摯に議論
することをスルーしてその罪を引き受け
る素振りは全く見受けられない。そんな
ことばかりが頻発している。


本来なら事実を突き付けられた側は罪を
認めて辞任に追い込まれるのが筋である。
こうしたことがまかり通ることはとても恐ろ
しいことであり、阻止されなければいけない。


これが、ポスト・トゥルース反知性主義
いうものだろう。こうした動きに断固として
抗っていかなければいけないと考えてい
る。いやな時代を迎えようとしていることに
みなが気付かなければならない。