rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

洗脳について


幼稚園、小学校、中学校、高校、大学など
教育機関では、人が社会の中で生きてい
くために必要な共通コードを学ぶところで
ある。国家、社会等の一員として機能する
人間を育てるために人に教育を施している。
言葉を換えて言うならば、人々の脳を国家
や社会等になじむものにすること、つまり
洗脳を施しているのだ。平等で平和な体制
ならなんの問題もないが、全体主義のよう
な悪しき体制のもとでは悪い作用をもたら
す。


新聞、テレビ、ラジオ等もいま世の中で
なにが起こり社会がどの方向に進もうと
しているかを伝えるものと考えるとこれも
洗脳装置だということである。事実、第二
次世界大戦の枢軸国では人々を洗脳する
ためのにこれらのメディアが使われた。


良きにつけ悪しきにつけ社会の中で生活
している以上洗脳にさらされていることに
意識的でなければならない。知らぬ間に
悪い方向へ向かわせられることのないよう
に意識を研ぎ澄ましておかなければいけ
ない。


現在のような、世界中が複雑な動きをして
いる中で、ふとこんなことを考えた。