rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

まちなみの変化


きのうはお昼に、お寿司屋さんに行きバラ
チラシを食べる。この店はもともと寿司屋
で、よく通っていた。そこを1年前に居抜き
で、小さなチェーン店の寿司屋が入った。
つい先日、またまた居抜きで新たな寿司
屋に替わった。それが現在の店である。


このように、店が次々と入れ替わっている。


都市計画道路が決定したのでお店や住宅、
共同住宅の取り壊しがつぎつぎとはじまり
始めた。


古い建物を壊して、新たな建物が出来ると
以前のまちなみを思い出せなくなる。ここ
のところ豪徳寺ではこの変化が早くなって
いる。


豪徳寺に越してきた20年前からすると駅が
線路高架に伴って変わったの皮きりにどん
どん変化してきた。その当時からそのまま
残っている建物は、1/5に満たないのでは
ないかと思う。


こうしてまちなみは移り行き、変わっていく
のだが、なんとなく豪徳寺らしさが残って
いる。とても不思議な気持である。


まちの伝統とは何かということを考えさせ
られてしまう。