rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

観光地、豪徳寺


以前も書いたが、豪徳寺の国際観光地化
が加速している。商店街を歩くと世界中
から来た観光客とすれ違う。


きのうは、お蕎麦屋さんでお昼を食べて
いると東洋系の4人連れがお店に入って
きた。おかみさんが英語で対応していた。
ちょっと前までは、観光客は道を歩いて
いるが、お店にまで入る人は少なかった。
最近では商店街にもお金を落とすように
なってきたようだ。


以前イタリア人とフランス人から豪徳寺
までの道を聞かれたことがあった。イタ
リア人は豪徳寺に来る前に、広島の厳島
神社に行ってきたと言っていた。建築的
には両者破格があまりにも違うのでなぜ
豪徳寺に来たかと問うと、招き猫が目的
だと言っていた。願いが叶って寺に返し
た無数の招き猫がインスタ映えするのが
観光地化の原因のようだ。SNSの影響力
恐るべしである。


海外からの観光客が商店街にうまく馴染
むようになることを期待している。