rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

夜、宮沢和史さんのコンサートに行く

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きのうは午前中、webサイト運営会社の方が来社される。お会いするのは2度目だが、とても気さくな方で話していて気持ちよい。触りはお互いの近況などを話し、しばらくして本題の話に入る。まずは、建築をデザインするときに心掛けていることについて聞かれる。北側開口のいいところ、中庭の効用、中庭と吹抜けを隣接させる意味、ふつうは北に追いやられてしまう廊下と階段と浴室を表に出してくることの効用、などについて話す。最後に、実際に設計した住宅の取材をしたいとの申し入れをを受ける。

 

午後、ブログ更新、メール送付、などの雑用を済ませる。OBクライアントに取材依頼のメールをする。しばらくして、事務所にその方から電話があり、取材内容を話し取材に関して快諾いただく。

 

そのあと、新しいプロジェクトの進め方について考える。あらかたの方向性を決めて仕事を上がる。

 

家に帰り、かみさんといっしょに世田谷区民会館に徒歩で向かう。水曜日の横浜のライブとは違い近くて楽チンである。午後6時半から、宮沢和史さんのコンサートが始まる。最近の歌はほとんど知らないが、「島唄」と「風になりたい」はやはりヒットするだけの魅力のある曲である。やはり、生はいい。直接出会ってなにかを伝えるという行為は、今日の情報社会がいかに進歩しようとも残っていくものなのだろう。先日のego-wrapin'と宮沢さんの共通点はジャンルにこだわらないというところにある。世田谷区民会館は世田谷区役所と一体となった前川國男設計のホールである。音響がとてもいい箱だということが分かった。コンサートのあと、徒歩で家に帰ってありものをつまみにビールと赤ワインを飲む。