rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

セブンイレブンの分析能力


豪徳寺近辺には、ファミリーマート、ローソン、セブンイレブン
3つのコンビニがあるが、店主ご夫妻の人柄の良さとなぜかそれに
つられてか店員さんの気持ちよさで買い物はたいていセブンイレブン
いってしまう。店の清潔感もひとつの要因かもしれない。


わたしはいま、そのセブンイレブンで「壮大な?」実験をしている。
ある商品を毎回買い続けると商品の配列に変化があるかを観察しているのだ。
その商品とは、職人かたぎ「うにせん」とメルシャン「本絞りチューハイレモン
である。「うにせん」は買い続けてから数週間後に上から二段目から最上段の
もっとも目につきやすいところに浮上してきた。
一方、「本絞りチューハイレモン」はなかなか変化が見られなかったが、
右下2段目1列のみから、左中3段目の特等席の2列に浮上してきた。
と思いきや、きのういってみると1段下がって2段目2列になっていた。


この変化が私だけの消費行動によるものとは限らないが、消費者の変化を
確実に分析して迅速に対応していることが見えてくる。
もっとだれも買いそうにないものを集中して買うとわかりやすいのかもしれない。


きのう、もうひとつ驚いたことがあった。
「ミニかに握り寿司」を買おうとしたら、レジがピンポーン!ピンポンーン!といって
会計を受け付けない。何かと思ったら数時間賞味期限が切れているかららしい。
しょうがないから、「ミニかに丼」を買った。こちらはなんとかレジを通過した。
セブンイレブン恐るべし。資本主義経済の亡霊をそこに見た。