rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

シッテルジンとシランジン


いろいろな人を相手に仕事をしていると、不肖な私としては
反省しなければならないことにたびたび出会う。
自戒を込めて話そう。


シッテルジン。
会話のなかで、「知ってる!知ってる!」を連発するひと。
シランジン。
知らないことは「そんなの知らん。」と会話を断ち切るひと。


いずれにも共通しているのは対話を拒否しているということ。
なにかにコミットすることを避けているのだ。


問題は、何かを知っているか知らないかではなく、
分かるか分からないか、そしてそのことについてどう思うか
どう行動するかである。


内なる、シッテルジンとシランジンに気をつけよう。


●写真は、1990年に大阪で開かれた花博のマスコット人形、
「花ずきんちゃん」。
花博で山のエリアのフォリー等の基本計画を手伝っていたので、
協会の人からもらった。
下北沢のおもちゃ屋で旗のない「花ずきんちゃん」を見つけたが、
なんと数万円で売られていた。
私の「花ずきんちゃん」には旗がある。
ということは、フッフッフッ・・・。