rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

世田谷線の車窓から


最近、世田谷線の乗る機会が多い。
というより、好んで乗っているのかもしれない。


あの遅さ、のんきさ、かわいさ、憎めないものがある。


車窓から、まちを眺めると、
ほんとうに速度が遅いからかなり正確に観察することが
できるのだが、もう少し軌道側に窓を開けてもいいのではと思う。
騒音も大したことはないし、視線だけかわせばとても快適な
オープンスペースである。


きのうは、先頭車両でじっくりみてみたが、
世田谷線には、鉄道のあたらしい展開の可能性が見える。


遅く、のんきに、かわいらしく。