rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

スノーボードクロス


突然だが、トリノオリンピックで見た
スノーボードクロスという競技をふと思い出した。
準決勝・決勝では4人でコースを競りながら滑るものだが、
波乱万丈、なにが起こるかわからない競技である。
格闘技と言っても問題ないかもしれない。


コース取りが難しく、出足で決まった順位を
ひっくり返すのはかなり困難である。


しかし、ビリでスタートしても前の3人がこければ、
1位にもなれる。オリンピックで女子決勝で
ほぼ優勝が決まりかけていた選手が最後のジャンプで
ファンサービスでグラブという技をしてバランスを崩して
最後の最後で後ろの人に抜かれて2位なってしまう
ということもある。


人生を凝縮したようなスポーツだ。
美輪明宏も言っていたが、「人生はプラスマイナスゼロだ。」
いいことがあればわるいこともある。
また、わるいことがあればいいこともある。


●写真は、世田谷線の線路。
なぜか、世田谷線には春が似合う。