rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

フキノトウその後


写真は、事務所の庭のフキノトウ
こんなに大きくなってしまった。
フキノトウのなれのはてを見ることもそうないだろう。
さらにグロテスクなものになっていく。


最近どうも怒りっぽくなっている。
怒りっぽくなる原因は、自分だけが先がはっきり見えているか、
先がまったく見えないかだ。


先がはっきり見えるのは悪いことではないが、
未来を限定してしまう。
意識的に先を見ないようにすることも時に必要だ。


先が見えないと、やはり人間、不安である。
でも先が見えないということは、思いもかけない未来が
あるかもしれないという可能性も秘めている。


最近ようやっと、以前勤めていた事務所のボスたちの
気持ちが少しだけ分かるようになってきた。
歳をとらないと分からないことが結構あることに
気付くようになってきた今日この頃・・・。


いずれにしても、よりハッピーな結果をもたらすように、
未来への門戸を開いておくことが必要なのかもしれない。


大きな心をもって生きていこう。