学生時代から修行時代にかけて、かなりの貧乏生活を
していたので随分インスタント麺にはお世話になった。
カップ麺は高級で手が届かなかった。
インスタント麺は、いまでも時々食べたくなる。
インスタント麺とのはじめての出会いは、
義理の伯父が勤めていたなぜか「日通」が出していた
「日通ラーメン」。小学生低学年の頃だっただろうか。
それにしても、なんで日通がインスタント麺をつくって
いたのだろうか。少年時代の定番は、日清「出前一丁」だ。
ごまラー油がたまらなかった。
学生時代、友人たちは地方各地から集まっていた。
そんな中で最もインパクトがあり、おいしかったのが
写真の「寿がきや」の「味噌煮込みうどん」である。
麺に腰があり、いろいろな具を入れるとどんどん
おいしくなった。愛知県出身の友人に地元から
届いたものを良く食べさせてもらったものだ。
つぎに好きだったのが、長崎出身の友人に地元から
届く九州の「マルタイ棒ラーメン」であった。
とんこつ味がその当時珍しかった。
その寿がきやの「味噌煮込みうどん」と
「マルタイ棒ラーメン」が近所のスーパーで売っていた。
日本の流通も進歩したものだ。今度から定期的に買っておこう。
大阪の「好っきやねん」というインスタント麺は
まだ見かけない。
その他に、日清「チキンラーメン」、サッポロ一番
「味噌ラーメン」「塩ラーメン」は定番だった。
最近では、サッポロ一番「とんこつラーメン」もいい。
冬の寒い日には、マルちゃん「カレーうどん」に
体を温めてもらった記憶がよみがえる。