rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

さいたま市の住宅の現地調査


午前中は、これから設計が始まるさいたま市
住宅の敷地現地調査。クライアントのYさん
ご夫妻に同行していただき敷地を見る。第一案を
提出済だが、その案で想像していた通りの敷地で
ひと安心。あまりにもご要望にはまりすぎている
ので、第二案以降の案を考え出すのが結構大変
かもしれない・・・。


そのあと、敷地近くにある母校の大学の教養
課程のキャンパスに寄る。学内をふらふらして
いると、I教授にばったり出くわし、挨拶する。


お昼は、駅前の定食屋「喜楽(きらく)」で
エビフライ定食を食べる。27年ぶりである。
あの頃の店を切り盛りしていた若夫婦は、
初老のご夫婦という感じになっていらした。
奥さんの明るい声と味とボリュームと安さは
変わっていない。27年の年月の流れをしみじみ
噛み締める。写真が、その定食屋さん。


帰りに、駅のホームで電車を待っていると、
また、I教授に会う。何かのご縁だ。現場に行く
ときは、研究室に寄らせてもらおう。