rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

なぜ、思いと行動はズレるのか


あさっては、参議院選挙の投票日だ。私は、水曜日に期日
前投票をすませてしまったのだが、どういう結果が出るのだ
ろう。新聞の選挙予想は気にするまい。毎度毎度だまされ
続けてきたからだ。


政権交代するように書いて、政権交代しない。政権交代
しても、第2自民党のようなマドンナな振る舞いに終始して
しまう。


みんな、なにかが変だと考えているはずだ。でも、その
思いに反して、選挙結果を見てみると、なにも変わらない。


どうして、思いと行動が一致しないのだろうか。


なにか目に見えない力がはたらいているのか。変化する
ことが怖いのか。それとも、多くの人が、古い体制と
なんらかのしがらみをもち続けているのだろうか。


こういうふうにしてみた方がきっといいのにと思ったら、
もっと素直に、具体的に行動に移してみればいい。小さい
ことでも、具体的に実際に行動することだ。


世の中を変えるのは、体制ではないと思う。人々の思い
と具体的な行動こそが、変化を起こしていくための原動力
になる。


思いを素直に具体的な行動に移してみること。


●きょうは午前中、事務関係の打ち合わせ。午後、スタッフ
横浜市港北区の住宅の所内打ち合わせ。夜は、役者の
いとこが演出する、清水邦夫脚本の「楽屋」という芝居が
東松原であるので、家族で観に行く予定。


写真は、事務所近くにある世田谷厚生会館。内部空間は
別物だが、外見はル・コルビュジエをかなり意識している。
形態と空間は異次元のものであるということが、よくわかる
いい例。