以前から、利己的利他ということを言い続けて
きた。聖職者のように人生のすべてを他者に
捧げることは難しい。でも自分のためになること
の中で、最も他人のためになることを選んで
行うことを日々積み重ねていくことならできる。
それが利己的利他の考え方である。
普段の生活でも、仕事上でもみんながこの利己
的利他を実行できたなら、この世の中ももっと
良くなるだろう。
利己的利他を実行するときは、最初は意識的に
選択していくことが必要である。しかし、ずっと
意識的であり続けると、その行為自体が制度化
され、外見だけの行為になり、本質的な意味が
消失する。
ここは難しいところだが、最初は意識的に行い、
慣れてくるにつれて、無意識に利己的利他の
行為が行えるようにならなければいけない。
自分の生き方を振り返って、自戒の意味を込め
てこんなことを考えた。