rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

東京の地形


東京の地形に関する本を読み始めた。
「地形で解ける!東京のまちの秘密
50」(実業之日本社)という名前の本
である。


まだ、30ページちょっとしか読んで
いないが、なかなか面白い本である。


豊臣秀吉に国をとられ江戸を与えら
れた徳川家康は、不服な態度を示し
ながら心の中ではいい国をもらった
と思っていたのではないかと著者は
推察している。


大阪と江戸の地形は似ていて、城を
つくりやすい形状をしているらしい。
大阪は、尾根状の地形が南から北に
延びその先端に大阪城があるらしい。


江戸は西から東に尾根状の地形が
伸びその先端に江戸城がある。攻め
にくい城とまちをつくるのに適した
地形らしい。家康はこの地形の特徴
を見抜いて気に入ったのではないか
と著者はいう。


これから読み進むのがとても楽しみで
ある。