rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

金曜日、構想的スケッチなど

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きのうは、金曜日。晴れて暖かい一日。午前中、スタッフが役所調査に行く。午前10時半ころ、事務所に戻ってくる。打合せの報告を受ける。こちらで練っていた作戦通りに進みそうである。スタッフに作業を続けるようにいう。こちらは朝から、2つの住宅プロジェクトの今後の進め方を考える構想的スケッチをする。

 

お昼は、豪徳寺商店街のお蕎麦屋さん「福田屋」に行く。生姜焼き定食を食べる。

 

午後からは、まずブログの更新をする。そのあとは、仕事を上がるまで午前中に引き続き構想的スケッチを続ける。

 

世間からは、「建築家」と呼ばれ、住宅設計を中心に設計活動を続けている。「建築家」がなにをするかというと、クライアントの要望を聞いて間取りを描くプランニングは基本の基本である。機能的なことは当たり前に要望に応えなければことは進まない。それと同時に、家族同士がこの住宅でどのようにかかわり生活するか、周辺環境とどう関係し取り入れたり閉じたりをプランニングと同時に平行なレイヤーで考えていく。このことが建築を複合的で豊かにし、住む人に余裕を与える。これが、「空間」というものである。「空間」によって、1年後、2年後にクライアントから感謝のお言葉を受けることになる。「空間」という「贈与」をつくり出すのが「建築家」の仕事である。