rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

バーバパパ


おばけのマンガである。
両親とたしか5人の子供たちと犬一匹の物語である。
家族全員がかわいいおばけであらゆるもののかたちに変身できる。
子供たちが世界各地の大自然の中で変身を交えて遊び、
必ず危機に直面する。
そこにバーバパパとバーバママが登場し、
建設機械、橋、ボート、飛行機、大きな動物などに変身して
子供たちを助けるという毎回単純なストーリーで終わる。


一見、家族愛の物語だが、
問題は登場人物がおばけ家族だというところだ。
それゆえ、愛そのものがイデアへと強化されている。
作者が建築家だということは納得できる。


話はちがうが、オバQはどうだろう。
よく考えてみると、おばけが居候しておばけ友達との交流を描いた
物語だ、かなりいかれている。
隣人愛をイデア化しているのだろうか。


おばけではなく、ロボットや怪獣だったりするが、居候ものは結構多い。
ドラえもんロボコンロボタンブースカ・・・
まだあったような気がするが。