rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

屋根と半分の空と・・・


写真は、事務所2階の私のデスクから見える外の風景。
3戸の住宅の屋根と半分の空が見える。


私は住宅を設計するに当たって、その場所で窓からみえたらいいなと
思うものが見えるようデザインすることを心がけている。
それは隣のお宅の木々、公園の広がり、道路の抜け、そして空。


こういった建築の内部と外部を良好な関係でつなげることも「空間」を
考えることの一つである。
簡単なことのようだが、具体例に出会うことはかなり少ない。


どうせ狭い日本の住宅事情。
外とのつながりで住まいや建築がより豊かになってほしい。