rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

魚屋さんの平面構成


きょうの朝、魚屋さんの前を通ってふと気付いた。
ほかの店舗とは、明らかに平面構成が違うのだ。


まず、客が滞留するスペースが店内になく、路上で
買い物をする。道から、魚をさばく調理場が見える。
魚屋の旦那は、店の奥で魚をさばきながら、とき
どき、うんちくをたれる。一方、奥さんたちは、
路上に出て接客をする。


おそらく、この特殊な平面構成は、商品の量がそれ
ほど多くないこと、魚を今さばいているという新鮮
さを見せるため、対面接客タイプの商売であること
などによるものと考えられる。


ちなみに、午後3時ごろが刺身類がいちばんたくさん
並んでいる時間帯らしい。


それにしても、魚屋さんとコミュニケートするのは、
慣れるまではなかなか大変だ。それにこちらに元気が
ないとなかなか行けない。そんなときは、スーパー・
マーケットの魚屋さんで済ませてしまう。