rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

登呂遺跡


8/14、静岡2日目。チェックアウトの時間まで、
ホテルのレンタル自転車を借りて、市内を探索
することにした。小学生の社会科で出てきた
憧れの「登呂遺跡」を、まず、見ることに。
約20分くらい走っただろうか。いくつかの竪穴
式住居が見えてきた。ちょうど、整備途中で、
竪穴式住居2棟と高床式倉庫2棟しかなかった。
35年来の願望であった?登呂遺跡見学である。
高床式倉庫のネズミ返しも現物で確認できた。


登呂遺跡は弥生時代、最近東京の代々木八幡
で見た竪穴式住居は、縄文時代だった。自分の
中の小学生以来の登呂遺跡信仰は、この出来
事でかなり薄まってしまったが、やはり、今回
の訪問は、あの頃の考古学熱を、思い起こさせて
くれると同時に、ゆるやかに心の中で落ち着か
せてくれた。


そのあと、静岡駅から見えていた、磯崎新
設計の「静岡グランシップ」に向かう。見えて
いたから近いと思い込んでいたが、これまた、
20分くらいの走行。まだ、時間が早くてオープン
していなかったが、ロビーの内部空間を確認。


それからまた、20分かけて、ホテルに戻り、
シャワーを浴びてチェックアウト。静岡を後に
する。