rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

事務所の庭に種を蒔く


事務所の庭に、子供といっしょにレタスと
コリアンダーの種を蒔いた。


そういえば、小学校3〜4年生の頃、実家
の庭でレタスを育てたことがあった。その
ときは、葉がうまく丸く巻かず広がりっぱ
なしのレタスだったが、それでも自分が
つくったものだったので、自己満足でおい
しく食べた思い出がある。


そのころは、好奇心旺盛な少年だった。
どうつくればいいかわからないまま、ただ
小麦粉を練っただけのパンをつくってみた。
イースト菌も知らないし、塩を入れること
も知らなかった。味がないので、砂糖を
水で溶いたものをパンのようなものに塗り
付けながら焼いてみた。甘いナンというか
チャパティというか不思議な食べ物だった。
でも、近所のおばさんにあげたら、おい
しい、おいしい、といって食べてくれた。


実家にパン食やシリアルフードを導入した
もこの私だった。いま、自分の朝食は和食
だが、実家ではそれ以来ずっとパン食で
ある。まあ、ただの新し物好きだったのだ
ろう。


さて、今年の事務所のレタスとコリアンダー
はうまく育つだろうか・・・。