rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

一日が打ち合わせだけで終わってしまった


きょうは午前中、クライアント打ち合わせ一本。
午後からは、新しい建築家建売住宅のプレゼン
テーション。そのあと、建売の販売についての
打ち合わせ。隙間の時間にメールと電話。


結局、打ち合わせだけで一日が終わってしまった。


打ち合わせのおもしろいところは、いくら綿密に
打ち合わせの準備をしたとしても、決して思った
ようにならないところだ。双方とも、アドリブ性
の海に投げ込まれて、どこへ進もうとしているの
か見えなくなることがある。


そうしたときに重要なのは、このプロジェクトが
だれのためのもので、どういった目的でなされて
いるかという、極めて基本的なことを深くあたま
に刻んでおくことだ。


お互いがそうした意思を持って、打ち合わせに
挑めば、必ず有意義な結論を得ることができる。


お互いが自分のあたまで考え行動し、深く対話
することこそが世の中をおもしろくしていくのに
最も重要なことである。