rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

エントロピー


辞書によると、「物質の状態について定めた
度数の一つで、変化した熱量を絶対温度
割ったもの。物質を構成する粒子の配列や
運動の秩序の度合いを表す。」


エントロピーが増大すると(=物体の機械
的利用価値が減ってエネルギーが熱に変わ
っていくと)すべての現象は死滅に近づく
と考えられている。」らしい。


ものすごく簡単な喩えををすると、石油を
燃やして、人間の便利さ(秩序)を得ると、
一方でカオスが発生する。


社会や集団も、秩序を獲得すればするほど、
先の見えないカオスが発生する確率が高く
なる。


人間のあたまも、整然と整理されるとされる
ほど、どこかでカオス化する可能性が高く
なる。


要は、全体として調整可能な「テキトー」な
状態であれということか・・・。