rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

休むとはどういうことか


若い頃は、休むといえばただただ寝るか、
友人とどこかに遊びに行くことであった。
まあ、普段できないことをして日頃の憂
さを晴らすというのが休みの目的なのだ
ろうか。


ある程度歳を重ねてくると、これまでの
休むという概念とは異なることが生じて
くる。まず、いつまでも寝ていることが
できない。8時間も寝ると腰が痛くなる。
また、そう簡単に友達とどこかに遊びに
行くということも家庭や仕事の事情など
でできなくなる。


となると、本を読むか、まちをブラブラ
歩くか、思い切って家族と旅行するかと
いうことしかなくなる。


自分にはこれといって趣味というものは
ない。強いて言えば、仕事でもある建築
が趣味でもある。だから、いつも仕事的
なことから離れることはできない。だから
みんな仕事以外のところに趣味をもつの
だと今更ながら思い至る。


少し趣味のことでも考えてみようか・・・。