rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

ルーティン化


20代〜30代の頃には、これでもかという
不規則な生活をしていた。それでもその
頃はなんとかなった。


45歳を過ぎたことからだろうか。なんと
なく規則正しい生活をするようになった。
微妙な体調の変化、思考能力の状態が
どうなっているか分かりにくくなってきた
から、それらの微妙な変化を察知する
には規則正しい生活をするに限るので
ある。また、仕事においてもルーティン化
できるものは規則化し時間を省略する
ようになった。ルーティン化されない部分、
つまりクリエイティブなところに全精力
を傾けたいからである。


そういえば、カントは分単位刻みの生活を
していたそうだ。彼の散歩の通過時間で
まちの人たちは時間を認識するという位に。
自分はそこまで正確には行動できないが、
自分の状況、周辺の変化を見定めるため
になるべく規則正しい生活ができるように
したいと思う。