rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

光と影


ものごとに表と裏があるように、
明かりのあるところには、光と影がある。


住宅の設計をしていると、
明るさのみが打ち合わせの中でよく話題にのぼる。
暗さについて要望を出される方はいなくはないが、
数少ない。


明るいところがあれば、暗いところもほしい。
明るい人間がいつも明るいわけではないように、
精神のバランスを取るためにも、暗さは必要だ。


光と影を包み込み、その両方を楽しめる建築をつくりたい。