rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

カプセル


写真は、ガチャガチャのカプセルである。


カプセルは、なぜこれまで人を魅了するのだろう。
ガチャガチャも半分半透明から、中がまったく見え
ないものも出てきた。中に入ってるものだけお店で
売っていても子供たちは興味を持たないだろう。
カテゴリーは分かっていても何が出てくるか分から
ない賭博性こそが子供たちの想像力をかきたてる
のだ。


カプセル、箱、中に入っているものと現実世界を
隔離する装置。タイムカプセル、パンドラの箱・・・。


カプセルや箱は人の想像力を異常にかきたてる。
建築も同じような魔力を内在していることを忘れて
はいけない。