rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

散歩の効用


ここのところ散歩しているのには、訳がある。


自転車の方が楽なのだが、自転車だとある程度
スピードが出るので、路地や小さなことを見落
としてしまう。写真のような、1.5m幅くらいの
路地も見過ごしてしまうし、通り抜けできない。
この路地は渋谷区本町あたりにあり、数百メートル
も続いている。


また歩いていると、土地の起伏や街道のあり方
を感じながら歩くことができる。まだまだ、東京
はおもしろい。


車の運転はいまではしないが、ときどき乗せて
もらって、都心を走ると、建物のファサード
普段とは違う視点で確認できる。これはこれで
ときどきであれば楽しい。


歩いていると、地下鉄の駅で、普段はワザワザ
線を乗り換えて行っているところが、歩くと10分
以内でいけるところがあることに気付くことがある。
それにしても、東京の地下鉄の駅は間隔が近接
し過ぎている。