rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

もうひとつ博多ネタ


写真は、JR九州の各停列車ドアの注意書き。
東京近辺でも地べた座りが一時流行ったこと
があったが、九州ではこの行為が乗降客に
よっぽどに迷惑になるほどだったのだろう。
はじめて見る注意書きである。ちなみに私が
乗車した時には、ジベタリアン(死語?)は
ひとりもいなかった。


もうひとつ驚いたのは、JR九州の電車の車両
のデザインの良さである。なかなかステキな
デザインだ。


日本国中、どこへ出掛けて行っても同じ風景、
同じ建築、というのがこれまでの印象だった
が、どんどん地方ごとの特色が出てくるといい
と思う。関西に行くと、もっと驚かされること
があるのかもしれない。


しかし、気になったのは、べたべたの方言を
しゃべる人と出会えなかったことだ。博多の
人は「これでよかたい!」とも言わなかったし、
萩の人も「おいでませ」なんて言わない。松江
ではだれ一人「だんだん」(ちなみにありがとう
という意味)と言ってはくれなかった。


同じものを目指すのではなく、違うものを目指
したい。