rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

よりよい決定方法


利害による対立がないことを前提にすると、
なにかを決定しようとすることは、大体が
参加者のできる限りの大多数がよりハッピー
になることがその目的である。


そうしたときに、参加者はどのような態度
でその決定に関わればいいのだろうか。


まず、他人の意見を否定しないで、固定観念
を外して、人の意見をいったん引き受けて
みることである。そうしたやり取りの中で
自分たちが向かうべき方向をみんなで見つ
けていけたら、より多くの人が納得できる
ことを決定して行ける。


自分と他人を一体化して、自然と向かうべき
方向に気付いていく。まさに武道と同じよう
な方法で決定していけるのがよりハッピーな
社会をつくっていけるように思う。