rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

嫌悪を感じる音楽


うちの事務所では、朝から晩まで、ラジオで
J-WAVEを流している。


最近、とくに朝に多いが、直感的に嫌悪感を
感じる音楽が多くなってきたように感じる。
聴いた瞬間にスイッチを切りたくなる衝動を
起こさせる音楽。それらは、カテゴリーに
よるものではない。


滑らかで聴きやすいが、背後に強制力を持っ
たメッセージを感じる。それが商業主義か
宗教か分からないが、とにかくケミカルに
嫌いなものがある。


そのメッセージは、なにかを強要させるもの
となにも考えさせあいように仕向けるものが
ある。両者とも、社会にいい影響を与える
ものではない。


テレビの世界では、かなりそれらのメッセー
ジに蝕まれてしまっているような気がする。
国営放送も然りである。


自立して自由に生きていくにはこれらのメッ
セージに敏感に反応して拒否していく必要が
ある。


難しい世の中になってしまったものである。