rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

日本VSコートジボアール


きのうは、朝起きてテレビを付けると、サッカーW杯
イタリアVSイングランド戦を中継していた。そんなに
観られない好カードであるが、午前10時からの日本
VSコートジボアール戦が気になってゆっくり観ること
ができなかった。結果はイタリアが、2対1で勝利。


午前10時前、テレビの前に陣取り、日本代表の試合
の開始を待つ。前半16分本田が左足で先制ゴール。
前半は、1-0で終わる。後半、ドログバが交代して
ピッチに入ってくると試合の空気が変わった、コート
ジボアールの右サイド、日本の左サイドの均衡が
崩れた。2分間でクロスをヘディングで2本決められ
逆転される。ザッケローに監督もこれに対応しよう
として、右サイトの岡崎と左サイドの香川を入れ替
えたものの数分で元に戻した。この当たりどのよう
なせめぎ合いがあったのだろうか。


後半の日本は疲れていたのもあるのだろうが、前半
に見られた連動性がなくなり防戦一方になってしまっ
た。日本にもドログバのようにピッチの空気をがらり
と変えられる選手がほしい。


いずれにせよグループリーグはあと2試合ある。日本
らしい俊敏性のある連動で得点を狙っていくサッカー
で勝ち抜いていってほしい。


とても尊敬するイビチャ・オシムさんがいわれるよう
に、サッカーは人生であることを思い知る。人生の中
で周辺の状況はいろいろ変化する。その状況を読み
ながら人生を切り開いていかなければいけない。試合
を観ながらそんなことを考えた。何人かの建築家とも
話したことがあるが、サッカーの生み出す空間は建築
の空間とよく似ている。サッカーを観ながら、人生と
建築について考えさせられる一日であった。


夕方から、ビールを飲みながら、再度試合の録画を
観て一人反省会をする。それにしても悔しさがなか
なか消えない。なんだか疲れてしまい早めに就寝
する。