rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

読書、経堂散歩

f:id:yoaa:20190106102221j:imageきのうは午前中、家で読書をする。村田沙耶香「地球星人」を読み終える。「コンビニ人間」を読んでおもしろい作家だと思い、読むことにした。彼女のテーマは、既存社会の虚構性を暴くことであると思う。その先に何があるかについては読者に委ねているのではないだろうか。「地球星人」は、「工場」と見立てた虚構社会を脱するために、仲間3人でのポハピピンポボビア星人になり虚構社会を逆照射するというものだが、狂気にも満ち不思議な読後感をもたらす。読者はここから現実社会を考えるという課題を受け取る。さりげない雰囲気を出しながら独特な力を持っている作家である。

 

お昼過ぎ、家を出て経堂まで散歩する。まずはお昼を食べる。ラーメン「英」でつけ麺を食す。そのあと儀式のように本屋2軒を見て回る。そのあと、駅前の商業複合施設の屋上でしばし本を読む。豪徳寺まで戻り、コンビニで買い物をして家に帰る。

 

高校サッカーを観たあと、録画しておいた番組を観ながらビールと赤ワインを飲む。またまた、早い時間から飲み始めたので早めに就寝する。