rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

富士山


きょう、ふと建物の隙間を見ると、真白に冠雪した富士山が見えた。

 

飛行機で見る富士山、新幹線から見える富士山、見るたびにありがたいと不思議な気持ちになる。

 

経堂の商業複合施設の屋上に上がると、西に富士山、東に東京スカイツリーが見える。この建物がそれらの軸線上にある。建築家は、軸線をよく利用する。それがうまくった時には人に感動を与える。

 

とにかく、富士山という山は、自分にとって山以上に象徴的なもの神的なものを与えてくれるもののようである。「日本人」というくくりでいわれることが多いのだが、なぜなのだろうか。他国でも山岳信仰というものがあるのだろうか。

 

とにかく、富士山という山は特別な存在であることは確かである。