rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

おもしろがる力


まわりにいる人たちを見回して、元気のいい人、おもしろい人は、
仕事でも日常生活でも、ほんの些細なことから仕事の本質に
関わることまで、「おもしろがる力」がある人のようだ。
この力をもってすると、ネガティブなこともポジティブに変換して
しまうことができる。


たとえば、難しい仕事でも、この難しさはいつもの難しさとここが
違うからいっちょやってみるかとか、この人は相性が合わないけど
この一点だけはずば抜けておもしろいから、付き合っておもしろい
仕事にしてしまおうということになる。


逆のことを考えると、なぜかこのことをやってみたいと思うとき、
そこにおもしろそうなことをすでに見出しているからそう思うのだ。
おもしろがれるということは、いろいろなことにおもしろさを
見出すことができ、おもしろい仕事をどんどんつくっていくという
ことにつながっていく。


だから、おもしろい人は「おもしろがる力」を持っているのだ。


写真は、西原理恵子の「毎日かあさん」。
まわりの人が、クックックッと笑いながら読んでいるのでちょっと
気になっている。後でこっそり読んでみよっ。