rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

情報について思うこと


ここのところ、情報、ということばがよく取りざたされ
ている。さて、でも、この情報ってなんだろうか。


辞書のよると、
1)事物・出来事などの内容・様子。また、その知らせ。
(2)〔information〕ある特定の目的について、適切な
判断を下したり、行動の意志決定をするために役立つ
資料や知識。
(3)機械系や生体系に与えられる指令や信号。例えば、
遺伝情報など。
(4)物質・エネルギーとともに、現代社会を構成する
要素の一。
とある。


何か目的があって、はじめて機能するものらしい。
それにしても、情報、情報と騒ぎ立てすぎる。目的
や意思のない情報は、無意味で無用なものである。


社会の目的や方向性が見えない状態では、テレビ
やラジオのニュースや、新聞の情報は、ある特定
のあることに興味ある人たちのみが共有できるもの
でしかない。だから、つまらない。


自分のあたまで考え、自分のからだで行動して、
はじめて、ほんとうの情報が見えてくる。こうして、
真の情報を掴み取っていくことこそが、ほんとうの
意味での「勉強」といえるのかもしれない。


でも、どうせなら、情報を使うときは、人を貶める
ためではなく、みんなをハッピーにするために使い
たい。