rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

伝わらないことを受け入れてみる


ひとと対話しているとき、ついつい必ず
伝わっていると思い込んでしまうことが
いかに多いことか。


さまざまなトラブルは、だいたい、伝えた
ことは伝わっているという思い込みから
生じることがほとんどである。


なにかを伝えようとしても、伝わらない
ことがあるということを、受け入れて
みよう。


それを前提にしていれば、最悪な事態
だけは避けることができる。状況が悪く
なっても、リカバーすることができる。


そもそも、自分のあたまで描いている
ことが、そのまますべて他人のあたま
の中で再生されるはずがないのである。


いろいろなことは、受け入れることから
はじまる。