rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

対話について


まず、人の話を聞き、咀嚼して理解し受け入れる。
相手の人も同じスタンスで対応する。


こうすることで初めて対話が成立する。お互いが
寛容であることが重要である。


対話を重ねていくことによって、双方の思いの先
に共通の希望を生み出すことができる。


現在の社会、教育、会社組織、政治に至るまで、
話をする相手を打ち負かすためだけのテクニック
ともいえるディベート的なものが蔓延している。その
結果もたらされるものは、勝敗であり、勝ったもの
と負けたものである。当然負けたものは社会から
見捨てられる。


ディベート的なものから、対話的なものへ、希望
を生み出すための社会に変えていく必要がある
ように思えてならない。