rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

カラスの動きが慌ただしくなってきた


事務所周辺のカラスの動きが、きょうあたり
から慌ただしくなってきた。お互い啼きながら
なにかを伝え合っている。


あるものは、駐車場のタンポポを食べ、また、
あるツガイは、2羽して、園芸用ロープや小枝
を集めている。どうやら、産卵子育ての時期を
迎えたようだ。


一見、なにげなく都市で生活していると、人間
のためにだけ都市はあるように見える。こうして、
カラスが活発に活動を始めると、空という人間
とは異なるレイヤーで、しっかりいとなみ続けて
いることを知る。


虫たちだってそう。きょうも猫たちは、家と家の
すきまを、わがもの顔で通っていく。


こんなことから、地球は人間のためにだけある
ものではないことに改めて気付かされる。


これからも、悠々と流れる自然の流れに身を
まかせて生きていこう。