rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

大きなところを見据えて小さなところを考える


自分がこの世の中でどう生きていきたいかを
考えて、日々をどのように過ごせばよいかを
決める。


この国が将来どうあればいいかを見据えて、
いまなにをどのような具体的な施策をすれば
いいかを考える。


これらは、社会生活の基本である。にも関わ
らず、そのようになっていないところに現在
の諸問題が発生する原因があるように思う。


仕事も同じである。小さいことに気を取られて
大きいところが見えないようではダメだ。また、
大きいところしか分からず、細かい具体的な
ことが見えないようでも困る。


現在は、大きいところから小さいところまで、
シームレスに密接につながった思考が大いに
求められている時代のような気がする。