rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

学ぶということ


自分は、学校や仕事でなにを学んできた
だろうか。歴史、文学、社会科学、科学
で得られた「成果」を知ることも学ぶこと
の一つであることは間違いない。


小学校、中学、高校、大学、大学院、職場
で学んできたことは、振り返ってみると
「成果」ではないことのような気がする。
その都度、出会った先生たちの考え方を
トレースすること、彼ら自身がやってきた
「学び方」、「考え方」を学んできたような
気がする。


「成果」は知っても、ただの知識に過ぎ
ない。それをどのように応用するのかの
方が重要である。


どうやら、「学び方」や「考え方」を学ぶ
ことが、本当の学ぶことであるようだ。


建築についても、これまでに学んできた
「学び方」と「考え方」を応用して、空間
デザインに携わっている。