rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

ルーティン化に抗う


なにか新しいことを始めると、そのことが
うまくいけばそれらが繰り返されていく。
繰り返されれば繰り返されるほど、当初の
精神は薄れていき、ものごとが形骸化して
いくというルーティン化の時期が何ごとに
も訪れる。


当初の崇高な精神は失われ、悪しき慣習
だけが残っていく。家族から国家、そして
世界のレベルまで同じようなことが起こる。


このルーティン化を防ぐには、初期の精神
を維持していけばいいのだが、これが結構
難しい。かといって、常に新しいことに挑戦
していくこともなかなかハードだ。


このルーティン化、形骸化を回避すること
に世の中のあらゆる組織のネガティブな
部分を修正する鍵がある。自戒を込めて
こんなことを考えた。