rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

開いている人


自分の身の回りを振り返ってみると、知人友人、
お付き合いのある人はみな開いている人である。
開いている人とは、その人に会うことによって、
これまであった状態からさらに展開して新しい
ことを始められそうな人のことである。言い方
を変えれば、利他的なマインドを持った人とも
いうことができる。


開いている人はその字義通りオープンマインド
を持っている人である。ただオープンなだけ
ではなく、自分という芯がしっかりありその
上で他者と対峙できる人だ。さらに利他的で
あるということは、その人のおおもとには誠意
というものがなければ利他性は発動しない。


なにが言いたいかというと、社会の中で対話が
成立しない事態がいろいろなところで生じて
いる中で、この状態を良くしていくには開いて
いる人を増やしていくしかないと考えていると
いうことだ。人々がしっかりコミュニケート出来る
状態をつくりだすことこそが、現在の閉塞感を
打破できるものだと思う。


開いている人同士が活発に対話し、その他の
人を巻き込んでいくことを地道に続けていきたい
と考えている。


昨今の社会状況を見て、自戒を込めてこんな
ことを考えた。