rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

いまできる小さなことを、なるべく多く実現していくという手法


ついつい、人というものは、大きなことばかりに
目を取られ、大きなことを考えてしまうものだ。
そして、大きなものに巻き込まれ、いつも失速
してしまう。


毎度毎度、同じようなことを繰り返しているのに、
つい、大きいものに引き寄せられる。そしてぶら
下がりたがる。人間の悪い習性だ。


大きなところに、取り込まれてしまうと、しがらみ
にがんじがらめにされ、身動きが取れなくなる。
これじゃ、なにも具体的に実現できない。気を付け
なければいけない。


前から言っているじゃないか。視点だけは大きく
持って、いまできる小さなことを、なるべく多く
実現していくことで、具体的ものごとは変化して
いくのだと。このことばは、いつも呪文のように
唱えていないと、ついつい、忘れてしまうもの
らしい。気を付けよう。


●写真は、自転車専用の「とまれ」。無意識に
いろいろなところで見ているのだろうが、意識的
に見るのははじめてかも・・・。