rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

思い込む力


いま、なぜ自分が建築家と呼んでもらえる立場で
仕事をしているかといえば、建築家になりたいと
思い込む力の強さにあったのではないかという
ような気がしている。


自分は、ズボラな人間で決して忍耐強くもない。
ただやりたいことを仕事にしたいと思い続けた
結果、こうしたポジションに立っている。


そういえば、こんなこともあった。一度会って
みたいとずっと思い続けていたら、その人に会う
チャンスがめぐってきたことが何度かあった。


思うようになるには、確かに少しは戦略的な動き
は必要かもしれない。でもそれより必要なのは、
もしそのことが、自分に合っていて、ぜひそう
なりたいと思うなら、思い込む力を磨いていく
のがいいと思う。


強い意志を持って生きていると、不思議とおも
しろいことが身の回りで起こる。


自分はこれからもいろいろなことを思い込んで
生きていくことだろうと思う。